国語が苦手な算数くん ~中学受験と開成生活~

国語偏差値35から開成合格!!

入試本番を迎えるにあたって

本日は1月31日です。

 

首都圏の多くの学校は2月1日から2月5日くらいまでの入試となるため、『とうとう本番に突入!!』といった感じなのではないでしょうか。

 

せっかくなら努力が実を結び、合格の栄冠を勝ち取って欲しい。受験生を持つ親であれば当然にそう思うでしょう。もちろんワタクシ自身もそのように思っています。

 

しかし勝利の女神は気まぐれで、全ての努力が報われるわけではありません。

努力については様々な名言があります。

■努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。(王貞治

■努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ。(リオネル・メッシ

 

まだまだ小さい小学生には厳しい言葉なのかもしれません。願わくば今まで努力が中学受験の時点で報われて欲しいものですが、結果は神のみぞ知るもの。やはり『今までの努力は十分であった』と信じたいものです。

 

■努力をしても報われない奴はいる。間違いなくいる。ただ成功した奴は必ず努力をしている。(長州力

 

努力をすることは成功への絶対条件ではありますが、十分条件ではないのかもしれません。でも、明日から試験会場に向かう子供たちは十分な努力を重ね、『絶対条件』はクリアしているものだと思います。人事を尽くしたのだから、堂々と天命を待ちたいと思います!!

 

ところで「中学受験の最終目標は?」と聞かれたらどのように答えるでしょうか。おそらくは「第一志望合格」が最も多い答えになると思います。でも、最終目標がそれだと、多くの方が成功を得ることは出来ないのではないでしょうか。

 

質問を変えてみようと思います。

「中学受験を通じてどのような子供に成長して欲しいか?」

 

「志望校合格」は質問の答えとなっていませんので、それぞれの家庭毎の答えとなるのではないでしょうか。「目標に対して努力をする人間になって欲しい」「学ぶことの楽しさを知って欲しい」「幅広い知識から世の中を考えられる大人になって欲しい」「同世代の仲間と切磋琢磨をする経験を持って欲しい」etc.

 

これらの期待に対し、子供たちは子供たちなりに応えているのではないでしょうか?

 

「うちの子は全然・・・」との声も聞こえてきそうですが、少なくとも小学生が莫大な時間を受験勉強に費やしてきた事実があります。たとえ家庭ではダラダラした時間が多かったとしても、塾では子供たちなりに全力で机に向かっていたのだと思います。大人顔負けの知識を披露することもありますし、ビックリするような難問にチャレンジする姿もたくさん見てきました。テスト結果に一喜一憂する中で、たくましく成長する姿も何度も見てきました。

 

そう考えると既に中学受験は成功していると言えるのではないでしょうか?

 

きっと息子はどのような学校に行っても大丈夫だと確信しています。

第一志望合格であれば望んだ道を力強く歩むでしょうし、第二志望以下であっても息子なりに道を切り拓いてくれると信じています。

 

このブログをご覧頂いている皆様のお子様もそれぞれに確実な成長を遂げられていることかと思います。

 

皆様のご家庭にも気まぐれな勝利の女神が微笑み、子供達に『合格』という勲章、保護者には『子供の笑顔』という最高のご褒美がもたらされる事を祈っております!!

 

明日からの数日間、頑張ってまいりましょう!!