国語が苦手な算数くん ~中学受験と開成生活~

国語偏差値35から開成合格!!

開成受験当日から発表まで③ 出迎えと午後受験

第二グラウンドで算数くんと合流したときは、少し疲れたような表情であったくらいでテストの感触は掴みづらいものでした。

 

親の興味本位でテストの実感を聞くのも悪いと思っていたので、何も聞かずに第二グラウンドを出ました。

 

第二グラウンドを出てから西日暮里駅に向かう途中、算数くんは少しずつテストの実感を話し始めます。

 

・算数は比較的簡単で、最終問題の時点で15分以上時間が余っていた。

・理社の難易度はいつもと変わらないと思うが、想像以上に出来た。初見の問題もあったが、しっかりと出来たので自信がある。

・国語は出題傾向が変わったから何とも言えない。前半に時間を使い過ぎてしまったが、何とか最後まで解き切る事が出来た。

 

その口ぶりは自信に満ち溢れていました。

 

親の方も「いける」と感じました。算数は実力が出せれば合格者平均を超えると確信していました。そしてその実力が出し切れたような印象でした。おそらくは国語でのマイナスをカバー出来るだけの点数を取れたのだと直感しました。ここまでは理想の得点プラン通りです。そして最終的には理社勝負!!と思っていたわけですが、その勝負の理社にも自信をみなぎらせていたので、ほぼ確実に合格したものと感じたのでした。

 

そのため巣鴨へ行く途中の親子間の会話は余裕そのもの。

・油断だけはするなよ!!

・満点は狙う必要ないからな!!

・全勝して気持ち良く第一志望に進学しよう!!

 

算数くんは巣鴨への道すがらサピックスの友人を探していたようなので、おそらくはテストの実感を誰かに話したいのかな?なんて感じていました。とにかく開成の合格に自信を覗かせているようなのでした。

 

そして巣鴨では笑顔そのもので教室に向かっていきました。

 

(続く)

 

 

 

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