国語が苦手な算数くん ~中学受験と開成生活~

国語偏差値35から開成合格!!

開成受験当日から発表まで⑥ 翌日の立ち直り

得意科目の失敗により大ショックを受けた2月1日。何とかその日中に気持ちを立て直せましたので、雰囲気よく2月2日を迎えました。

 

我が家では2日は休養日として設定していました。1日の疲れを癒して3日の第二志望校(海城)に向かうプランです。

 

この時点で海城の重要度はかなり上がっていました。開成で大きくミスをした以上は何とかここを確実に取りたい。そう意気込まざるを得ない状況でした。

 

しかしながら算数くんの気持ちは開成の奇跡を信じる事に占められていました。そのため翌日の試験勉強に身が入っていません。

 

「開成の正規合格の確率は極めて低いと思うよ。上手くいって繰り上げ合格というのが妥当な水準。だからこそ今は明日の海城をしっかりやろう!!」

 

そんな内容の話をしました。後から聞くと「昨日は開成の可能性があるって言ってたのに、今日は開成厳しいと言って・・・」なんて納得いかなかったようでありますが、とりあえずは海城に向けてラストスパートを掛けないといけませんでした。

 

海城対策として国語の過去問をやらせてみたら・・・・。なんと受験者平均に全く届きません。というか問題が全く解き終わらないのです。ご存知の方も多いとは思いますが、海城は選択肢問題も多く、また選択肢自体も長めの文章で成り立っているので少し時間的にハードなのです(特に国語が苦手な子にとっては・・・)。開成は全て記述問題で、かつ時間的にもハードな印象を受けない学校。1月は開成対策しかしていなかったので、このギャップにはものすごく焦りました。

 

海城対策については今回のブログ記事の内容的に重要度は下がりますのでこれ以上詳細は触れませんが、この時点で親が焦り始めます。本人的には過去問で合格最低点+50点と相性がいい学校だったのであまり悲観的でなかったのですが・・・。とりあえずは翌日の試験に向けて勉強を頑張ることに。出題傾向になれるために過去問を少しやって早めに眠りました。

 

(続く)

 

 

 

 

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